新型コロナウイルスの新規感染者数は7月に入り全国的に増加傾向にあり、感染拡大の第5波が到来しています。
一部都市圏では緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令され、未だ予断を許さない状況が続いています。
新型コロナウイルス感染拡大により、様々な企業でテレワークやWEB会議システムの導入が進みましたが、実態はどうなのでしょうか?
今回のワクスマガジンは、中小企業の実態を踏まえながらテレワーク導入とデジタル化のポイントをご紹介していきます。
中小企業のテレワーク導入状況
総務省の調査によると、50名以下の中小企業のテレワークの導入状況は2割程度となっており、大企業に比べてテレワークの導入が進んでいない状況です。
テレワークを導入しない理由としては、「テレワークに適した仕事がない」「業務の進行が難しい」という点が挙がっています。
また、東京商工リサーチの調査によると、2020年の緊急事態宣言解除後には、テレワークを「実施したが、とりやめた」という企業が相当数あり、特に中小企業では、実施した企業のうち、取りやめた企業が半数に上っています。
なぜテレワーク導入が進まないのか
WORK SMILE LABOのお客様の中にも、以下のようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。
●テレワークでできる仕事がない
●何から始めたらいいのかわからない
●費用対効果がわからない
●テレワークは業務効率が落ちそう
●パソコンを持ち帰り在宅ワークをしてみたが、ほとんど仕事ができなかった
テレワークの有用性はわかってはいても、テレワークを導入するための人材や資金の確保が難しく、一歩が踏み出せていない中小企業が多いのです。
また、コロナ対策で「とりあえず」「仕方なく」テレワークを実施し途中で取りやめた企業が一定数あるのも事実です。
テレワークを導入するためには、「何のためにテレワークをするのか」「どのような働き方を実現したいのか」「テレワークでどんな効果を得たいのか」という目的を明確化することが重要です。
テレワークの導入自体が目的にならないように、テレワークができる環境を構築することで、業務の効率化・生産性の向上を目指すという視点を持つと、結果的にテレワークが浸透しやすくなっていきます。
テレワークの導入はまず「デジタル化」からスタート!
テレワークができる環境を構築するためには、まず業務の「デジタル化」が必要になります。
デジタル化とは「既存の企業活動において、アナログ(対面、紙 など)で行っている業務をデジタルに置き換えて業務効率化をする」ことです。
紙などのアナログ媒体を持ち帰ってテレワークをすることは可能ですが、セキュリティ上安全とは言えず、社内制度としてテレワークができているとは言えません。
もしテレワークをすることで情報漏洩が発生してしまった場合、会社の信用を失うことになりかねません。
会社・従業員ともに安心・安全・効率的にテレワークを運用していくために「デジタル化」は大切なポイントになってきます。
「テレワークができる環境構築 = 社内デジタル化の推進」と言っても過言ではありません。
例えば、今まで紙で出していたFAXをデータ上で管理することで、社外でもFAXを確認でき、さらに用紙のコスト削減にもつながります。
対面で行っていた商談をWEB会議システムで行えば、移動時間が削減され時間を効率的に使うことができ、1日の商談件数を増加させることもできます。
このように、デジタル化を進めていくことで、業務が効率化し、さらにはテレワークなどの柔軟な働き方も可能となります。
中小企業のデジタル化勉強会
WORK SMILE LABOではデジタル化推進の方法を詳しく解説する「中小企業のデジタル化勉強会」を無料開催しています。
次のような方におススメの勉強会です。
・コロナ禍をきっかけに、テレワークやデジタル化に取り組みたい方
・社内のデジタル化に取り組み、生産性を向上したい方
・中小企業にとって使いやすいデジタルツールを知りたい方
・テレワーク導入・デジタル化にどのくらいのコストがかかるのか分からない方
・社内のテレワーク導入・デジタル化を進めたいが、どのくらい効果があるのかイメージがわかない方
弊社は5年前からテレワークを導入し、自社のワークスタイルを見直し続けてきました。
本勉強会では、弊社がワークスタイルを研究し続けてきた中で、効果があった事例や運用が難しかった事例など、弊社の経験をもとにお話しさせていただくので、お客様の立場に立った内容になっております。
弊社のような中小企業がデジタル経営に取り組み、生産性向上を実現するための方法を解説します。
まとめ
今回は、中小企業の実態を踏まえながらテレワーク導入とデジタル化のポイントをご紹介しました
●Withコロナ時代にテレワークを導入・運用している中小企業は2割程度
●テレワーク導入に一歩踏み出せない企業や途中で運用を辞めてしまった企業が多い
●テレワークの導入にはまず「デジタル化」をすること
●デジタル化推進は専門家に相談する
テレワーク導入・デジタル化に取り組みたい方、ぜひ「デジタル化勉強会」へお越しください。
デジタル化勉強会にご参加いただいた方には、デジタル化ロードマップを無料で作成いたします。
是非、中小企業のデジタル化勉強会をご活用ください。