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中小企業の平均の内定辞退率は60%以上
我々も3年前に新卒採用を始めた年、
この内定辞退率を聞いて非常に驚きました。
その年は5人を採用する計画を立てていましたが、上記の内定辞退率を考えると
12人以上に内定を出さなければ計算が合いません。
しかし、現実にはもし12人に内定を出したとして、
たまたま内定辞退が出ず、12人の新入社員が入社したら、
会社は大混乱し人件費が一機に膨らんで倒産します。
そもそも内定辞退する前提で、内定を出すことも違和感がありました。
大手企業であればその採用方法でも良いと思いますが、
中小企業は採用人数が1人変わるだけでも大変です。
なので、弊社はいかにして内定辞退を出さないようにするか?ということに注力し、
様々な取り組みを行いました。
その結果、2年連続5名の採用、内定辞退者0名という成果を得ています。
当初は何をすれは分かりませんでしたが、
下記の点に注意して、色々な取組みを行いました。
・大手には出来ないこと
・費用対効果はどうか?
・既存社員の成長にも繋がること
【写真】内定式
具体的には、 内定者と関わる密度を大切にする、です。
2016年から新卒採用に取組んだ弊社ですが、大手企業であれば採用担当者がいたりしますが
弊社では採用専任という人財の余裕はありませんので、兼任で採用活動をしてもらっています。
具体的には、今年は先週の土曜に2019年新卒内定者の内定式を行いました。
弊社の内定式は堅苦しいものではなく、全社員との顔合わせとコミュニケーションをとってもらうことが目的です。
【写真】ビジョン深堀会
そして、内定者1人1人に内定者育成チームをつくります。
このチームはパートさんも含めて全社員が必ず参加します。
そのチームの目的は毎年、1月に弊社は経営方針書発表会という、会社の最重要行事を行っています。
社員はもちろん、金融機関、お取引先も多くご参加いただき、我々の方針を共有させて頂いています。
その方針発表会で、まだ入社もしていない、内定者一人一人に入社してからの個人方針を考えてもらって、発表してもらっています。
各チームはこの発表をしっかりと出来るようにサポートすることが目的です。
そのためには自社の方針をしっかりと教えられなければいけません。
既存社員の教育にもつながります。
【写真】経営方針発表会
もちろんそれだけでなく、その他にも色々な取り組みをしています。
内定辞退でお悩みの方、ぜひワクスマでその取組みを体感しませんか?
【6月7月のワクスマ見学会のお知らせ】
今回は内定辞退に効果のあった取組みを中心に【ワクスマ見学会】でご案内します。
■日 時 :6月25日(月)、7月3日(火)、17日(火)
※それぞれ13:30 – 15:30
■場 所 :石井事務機センター(もちろん無料です)
【プロフィール】
石井 聖博(いしい・まさひろ)
キヤノンマーケティングジャパン株式会社を経て、2006年株式会社石井事務機センターに入社。2015年より現職。従来のオフィス機器販売から、より良いワークスタイルを提案する会社への変革に着手。2016年、本社をライブオフィス化し、自社の働き方を実際に体感できる“ワクスマ”事業を開始。中小企業に特化したテレワークやICTを活用した多様な働き方に挑戦している。帝京大経済学部卒。岡山市出身。1979年生。