前回記事で、ワクスマの評価制度について、社員の皆様の変化についてお話しくださった水嶋部長。
引き続き、社員の皆様の反応についてお話を頂きました。
▶ お客様の声「面白いなと思ったのは、自分で評価の仕組みを決められること」
▶ お客様の声「社員が人のせいにしなくなった」
≪ フォーシーズン株式会社 ≫
『利他の心で、人をつくり、まちをつくる』を企業理念とし、豊富な情報を集め、物件探しを楽しんで欲しいという思いが込められた「倉敷の不動産情報はココでわかる!!」住まいテラスを運営。地域社会に深く根ざし、お客様との信頼関係を築きながら、美しい街づくりに貢献されている企業です
評価制度担当:株式会社ワークスマイルラボ(ワクスマ) 黒谷明香
給与がちゃんと上がるんだ!という実感
記者:評価制度のトライアル期間を経て、社員の皆様が自分の目標を持つことで変わってきたということでしたが、評価制度を導入した当初と今、給与に対してのお気持ちや考え方の変化はありましたか?
水嶋部長:そうですね、今まで給与面の変更ってなかったので、導入当初はそこに対する不安っていうのは多少ありました。あったと思います。
記者:実際には、自分の目標を達成していけば給与が上がっていくということが評価制度の主旨だと思いますが、それが社員の皆様に伝わるには時間がかかったんですか?
水嶋部長:ちゃんと上がるんだっていう実感が得られたのはこの1年くらいですかね。
記者:なるほど、評価制度の取り組みによって、下げられるんじゃないかという不安が、上がっていくという実感に変化されたんですね?
水嶋部長:そうですね。給与の変更っていうのはこの春まで2回あったんですけど、1回目は全員上がったんですよ。
記者:全員ですか?
水嶋部長:そうなんです。この春の2回目は、数名下がった形にはなるんですが、1回目の時、「あ、上がるんだ」っていうのはすごい思ってくれたと思います。逆に今回下がるんだっていうことを初めて知ったメンバーも実際体感してるというか、初めての体験だと思います。
社員が制度を理解しているから「ビビらない」
記者:下がってしまわれた方はどうお感じになっているでしょうか。
水嶋部長:多分、身が引き締まる思いだったと思いますが、そんなにビビってるっていう人はいなかったです。
記者:社員の皆様が評価制度を理解されているから不安がないということなんですか?
水嶋部長:そうですね。給与が本当に動くのかな?みたいなところはあったと思うんですけど、必要以上に身構えていたというのは特になかったと感じています。
記者:みなさん、自信をつけていらっしゃるんですね。
企業理念「みんな結構好きな言葉なんです」
記者:フォーシーズン様は、2020年の12月から構築をスタートされ、半年後にトライアル期間。そしてもうすでに自社運用されているということですが、これはとても順調だったと考えていいですか?
ワクスマ黒谷:フォーシーズン様は元々しっかりとした理念をお持ちの企業様で、荒木社長の思いですとか、その他幹部の社員の皆様の理念であったりですとか、会社が目指す方向性をご理解されていたので、理念の浸透がしっかりされている企業様でしたので、運用開始までスムーズでした。
記者:企業理念がしっかりあると、評価制度の導入がしやすいんですね?
ワクスマ黒谷:フォーシーズン様のように理念が浸透していない企業様も多くいらっしゃいますので、その場合は少し時間をかけて、そういった面からお手伝いさせていただいています。
水嶋部長:うちの場合は『利他の心で、人をつくり、まちをつくる』っていう言葉が結構みんな好きな言葉だったんですよ。
記者:社員のみなさんが好きな言葉が企業理念になっているって、とてもすてきですね。
水嶋部長:若い子に響きやすいんですよね。不動産会社って、ちょっと悪そうで、マイナスなイメージが大きい業種なんですよね。評価制度が入る前からこの企業理念っていうのは、朝礼でも言っていたので、みんなの中にすとんと落ちていましたし、社長が常日頃から僕たちにプレゼントマインドでお客さんに接してあげるっていうこと言っててくれていました。
記者:水嶋部長ありがとうございました。次にお話を伺いたいのは、株式会社フォーシーズンの荒木社長です。水嶋部長が語ったように、給与制度や企業理念の重要性が理解される中、フォーシーズン社はどのようにして理念を浸透させ、評価制度を活用しているのでしょうか?
≫ 次回は株式会社フォーシーズン 荒木社長のお話を伺います
【インタビュー】企業理念は体験から生まれました