ワクスマは、社員育成を主軸とした評価制度の構築、運用についてお客様と伴走し、強い企業づくりのお手伝いをしています。
ワクスマのコンサルティングをご利用いただいたお客様に、評価制度の導入をスタートされた当時のことを取材をさせていただきました。
≪ フォーシーズン株式会社 ≫
『利他の心で、人をつくり、まちをつくる』を企業理念とし、豊富な情報を集め、物件探しを楽しんで欲しいという思いが込められた「倉敷の不動産情報はココでわかる!!」住まいテラスを運営。地域社会に深く根ざし、お客様との信頼関係を築きながら、美しい街づくりに貢献されている企業です
評価制度担当:株式会社ワークスマイルラボ(ワクスマ) 黒谷明香
自分で評価の仕組みを決められる面白さ
ワクスマ黒谷:フォーシーズン様は2021年、私たちが関わらせていただいた頃は従業員数10名ほどでしたが、2024年現在は20名ほど、この3年間でドンドン成長され、売り上げも倍近くになられています。早くから評価制度導入をご決断くださり、私たちも一緒に走らせていただきました。
記者:水嶋部長、よろしくお願いいたします。
水嶋部長:はい。よろしくお願いします。
記者:早速ですが、評価制度を導入された頃のことを教えてください。20年の12月から構築の方はスタートをして、その半年後に運用トライアルのスタートをされたということですが、評価制度を導入する時、新しい運用をスタートすることに抵抗はありましたか?
水嶋部長:そうですね。あまり思わなかったですね。その前にいた会社が評価制度があったので。
記者:今、評価制度を導入されている企業は多くなってきているんですね。前の会社と、ワクスマの評価制度に違いはありましたか?
水嶋部長:面白いなと思ったのは、自分で評価の仕組みを決められることですね。ある程度自己申告しながら、上長と組み合わせていくって言うのは面白いと思いました。
記者:なるほど、前の会社はそうではなかったんですか?
水嶋部長:前の会社の時は完全に上から来てる評価というか、正直これできる営業マンいるかなみたいなものに対しての取り組みだったんで(笑)ちょっと無理がありました。
前の評価制度から感じた時代のズレ
記者:以前の会社の評価制度は、評価される方が一方的に決められていたんですね。
水嶋部長:そうなんですよ。インターネットが普及する前の時代だったらできたんだろうなみたいな。かなり厳しいものだったので、営業はほとんど(評価の)CとかDしか取れないみたいに(笑)
記者:時代のズレ感があったんですね。「完全に上から来ている評価」ということは、前の時代のままの評価内容が続いてしまっているということでしょうか。ワクスマの評価制度は、上長と組み合わせていくことが面白いとおっしゃっていましたが、若い社員の皆様の意見が取り入れやすいですか?
水嶋部長:そうですね。社員それぞれの目標を自分で決めていくので。
記者:なるほと、若い社員は自分たちの感覚に沿って目標を決めていけるところが時代の変化に対応できるということですね?
水嶋部長:そういう意味で、面白いと思いました。
当初感じた目標を立てることの不安
記者:当初、社員の皆さんが自分で目標を立てるということをどんな風に感じられていたんですか?
水嶋部長:当時、私は評価を受ける側だったんですけども、自分で立てた目標に対してどこまで「こうやれます」「やりやりました」「やります」っていうのが言えるような評価の内容になってたので、そこに対しては楽しみでもありました。
記者:なるほど。期待感があったんですね。上から来る評価ではなく、目標を自分で立てるというのは、初めてのお取り組みだったと思いますが、不安はなかったんですか?
水嶋部長:本当に評価された上で、「あ!給料が変わるのかな?」みたいな不安感はありました。
ワクスマ黒谷:そうですよね。トライアルが1年間あって、運用されていきながら、やっと1年後にこの評価結果がこういう風に給与に紐づくので、1年運用してみるまでちょっと不安に思うところですよね。
記者:結果としてどうなるか、まだわからない期間中はやはり試行錯誤される期間なんでしょうか。
水嶋部長:そうです、そうです!簡単に作りすぎても違うし、自分で作る絶妙なラインがいるというか、そこは難しいなと感じましたね。
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