入社したフレッシュな新卒社員は、可能性に満ち溢れていて、企業側もたくさんの期待を込めて迎え入れます。
しかし新卒社員が企業へもたらす効果というものは、彼ら自信の努力とは他に、既存の社員が作り出す“職場環境”が重要であると言えます。
どのような事を大切にして、どんな環境を作り上げていけばいいのか、新卒社員の成長に関わる大事なポイントを解説していきます。
新卒社員の良さ(効果)を引き出す
新卒社員が入社して働く事で、企業へたくさんの効果をもたらしてくれます
また、彼らが働きやすいと思える職場を作る事ができれば、その貢献度は高くなっていきます。
企業側は彼らの様子を見ながら、働きやすい為の人間関係を構築していきましょう。
言葉にして伝える
新卒社員に期待している事は、その内容を心にしまっておくのではなく、思い切って本人たちに伝える事が効果的です。
何に効果的かと言うと、新卒社員の頑張る方向性と、企業側が期待する方向性が一致するという事です。
プレッシャーになるかも?と思い期待している事を伝えない企業が多いように見受けられますが、実はここは伝えてしまった方が吉。
後に起こるかもしれないミスマッチを防ぐ事ができお互いのプラスとなっていきます。
接し方と育成方法
『最近の若い人は何を考えているのかわからない』年齢が離れていたり、今まで生活していた環境が違うとそう思うのは当然のこと。
そこで、相手を思いやる下記のような接し方で歩み寄っていきましょう。
スキルではなく人間性を大切に
相手を見る時に、知識や技術などのできる事(外側)ばかりに目を向けない事が重要です。
仕事に対しての考え方や心構え(内面)を捉え、人間性の基礎となる面を知るようにしましょう。
そうすれば、信頼関係から生産性の向上に繋がり、人事配置などのマネジメントがしやすくなります。
新卒の立場になって
指導する時は、ついつい『こうやればうまいく』『これが正解だ』と決めつけて話す事が多いですがそれはNG。
もちろん、絶対にこのルールを守ってほしいという時にはこのような伝え方が良いですが、頻繁に使うのは控えましょう。
なぜなら、常に上から目線で話をされると、人間性を否定されているような感覚になりモチベーションがダウン。
まだ弱い立場の新卒社員。
教育者自身が彼らの立場になって考え、一人の人間として相手を尊重しながら指導していく事を忘れないように。
共に働く仲間として
失敗していいという事を伝えてあげて下さい。
新卒が失敗する事は当たり前で、そこから学べる事がたくさんあるからです。
失敗を恐れずに“やってみる事”そして“乗り越え方”を教えれば、企業の求める“理想の社員”へと近づけるはず。
まとめ
新卒社員に期待を向けると同時に、彼らが自分らしくいきいきと働ける場を作っていきましょう。
企業側から歩み寄る事が出来れば、今後きっと色んなカタチで彼らは貢献してくれるのではないでしょうか。