中小企業が新卒採用する上での課題の一つに、「就職活動をしている学生の数が集まらない」ということはありませんか。弊社でお手伝いしているお客様からもご相談されることが多い課題の一つです。
「学生の応募数がなかなか集まらない…」
そんな課題がある企業の方はぜひこの記事をご参照下さい。
この記事では、弊社が中小企業の新卒採用支援を行う中で、学生の集客がうまくいった事例をご紹介します。
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中小企業の新卒採用の課題「母集団形成」とは?
採用活動でよく耳にするのが「母集団形成」という言葉です。
そもそも「母集団」とは、統計学の用語です。調査対象となる全体像のことを「母集団」と言います。
新卒採用における「母集団」とは、企業が新卒採用を行っていることを知っていて、選考に進む企業として考えている就職活動中の学生の集団、という意味です。
母集団が多いほど良いと考えがちですが、企業が求める人材が集まっているかどうかが重要です。なぜなら、いくら母集団が多くても採用できる人材がいなければ意味がないからです。
弊社では、自社の新卒採用での成功体験をもとに、中小企業の新卒採用支援を行っています。
以下、母集団形成を行うノウハウの一部を紹介します。
中小企業の新卒採用の課題「母集団形成」を解決する方法
企業が望んでいる人材を確保するために、どのような母集団形成を行えばいいのでしょうか。順に見ていきましょう。
ダイレクトリクルーティングを実施しよう
弊社には「合同企業説明会に参加した学生のうち、次の選考に進む学生の数が極端に少なくなってしまっている。この場合どうしたらいいのか」というご相談を受けることが多いです。
合同企業説明会の出展を中心に採用計画を立てている場合は、「ダイレクトリクルーティング」を実施しましょう。
「ダイレクトリクルーティング」とは、企業が積極的に人材を確保するために採用活動を行うことです。具体的には、就職サイトに登録している就活生へスカウトメールを送り、就活生がスカウトを承諾した場合、面談や選考を進めるという流れです。
ここでポイントになるのが、就活生に刺さる魅力的なスカウトメールを送ることです。入社してもらうためには企業のことを知ってもらい、「この会社で働きたい」と思う情報を発信することが必要です。
企業が狙っている就活生に向けて魅力的なスカウトメールを発信することで、より効果的な母集団形成が可能になるでしょう。
新卒採用のスケジュールを把握しよう
新卒採用のスケジュールを把握することで、効率的に採用戦略を立てることができます。また、就活生と良いタイミングでコミュニケーションを取る機会を作ることも可能です。
就職活動は大学3年生の夏(7月~)から始まると言われています。1月〜3月に就職活動が本格化し、大学4年生の5月~6月にかけて内定を獲得するケースが多いです。
新卒採用が終わったと思うと、すぐに来年の新卒採用が始まります。初めて新卒採用を行う場合、このスケジュール感覚を把握していないのでスムーズに進行するのが難しいケースが多いです。スケジュールを意識して効果的な新卒採用を行っていけるといいですね!
新卒採用の体制づくりを実施しよう
中小企業が新卒採用の課題を解消するためには、新卒採用における社内体制づくりが大切です。新卒採用は1年間を通じて動くプロジェクトです。担当者が一人しかいない場合、新卒採用の業務以外にも通常業務も兼務しているケースが多いため、負担が多くなります。
母集団を形成するための採用活動を行うには、効率良く効果的に採用戦略を実施することが求められます。ダイレクトリクルーティングの実施を始め、会社説明会、インターン、選考プラン作成、面接官の調整など、新卒採用の業務は多岐に渡ります。
ワークスマイルラボの新卒採用支援では、中小企業のお客様に新卒採用のプロジェクトチームを作ることを提案しています。人数は2〜5名のプロジェクトチームです。
弊社の採用支援チームとプロジェクトチームが一緒になって新卒採用を進めていきます。
参考記事:中小企業が新卒採用を進める社内体制づくりの秘策とは
中小企業が新卒採用を望む理由に、社内全体が活性化するためだという理由があげられます。新卒社員が入社することで、指導係の若手社員が業務のアウトプットを通して、育成にも繋がります。
また、会社全体で人材を育成する社風の企業にとっては「新しい風」が入り、風通しのいい会社に成長できるメリットがあります。
求める人材を採用するために、母集団形成の課題に取り組みませんか?
弊社では、中小企業の新卒採用に関するご相談を受け付けております。お気軽にご連絡下さい。