2020年11月18日
メディア掲載情報
2020/11/18山陽新聞に掲載されました
初の「SDGsアワード」で表彰 おかやま信金、機運醸成へ新設
おかやま信用金庫(岡山市北区柳町)は17日、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の実践例を顕彰する新制度「おかやましんきんSDGsアワード」で17個人・団体を表彰した。最優秀賞には、就労継続支援A型事業所・ありがとうファーム(同表町)と農業法人・D&Tファーム(同市南区西高崎)を選んだ。
ありがとうファームの取り組みは、のぼり旗の端切れを再利用した障害者による雑貨製作。廃棄物削減と障害者の自立支援を促す点が評価された。D&Tファームは、特殊技術で耐寒性を高めたバナナなど熱帯作物の苗を生産、販売。国内農業の活性化などにつながるという。
アワードは、SDGs推進の機運醸成を狙いに本年度新設。個人・団体から70件の応募があり、有識者らが社会貢献度や独自性を審査した。
賞金総額は200万円。「SDGs定期預金」の預入総額の0・1%(上限200万円)を原資に充てる計画で4~10月に取り扱い、41億円が集まった。同信金本店で最優秀賞の2団体に賞金各50万円の目録を贈った桑田真治理事長は、定期の預入総額が予想の2倍超だったことを明かし、「SDGsに共感するお客さまの多さを実感した。次年度以降も継続したい」と話した。
ほかに受賞したのは次の個人・団体。(敬称略)
優秀賞 横山工房(岡山市)▽入賞 あかりカンパニー、山陽学園中・高地歴部、リールステージ、イシガイ建材商会、インテックスホールディングス、小坂田建設、観空産業、阪井ひとみ、仁科マテリアル、廣安瓦建材、ワークスマイルラボ(以上同市)▽審査委員特別賞 畑明子(玉野市)安本恭子、ラフトゥモ(以上岡山市)