「新卒採用における面接の回数は何回行うのが良いのか?」
初めての新卒採用を検討している中小企業の方は、そんな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?
この記事では新卒採用の面接の回数について、ワークスマイルラボの面接回数や実際の選考について紹介します。
中小企業の新卒採用を担当している方はぜひ参考にしてみてください。
面接の平均回数は?
新卒採用における平均的な選考回数は2回と言われています。
企業によって、また職種によって選考回数が異なります。
面接回数を決めるためには、まず採用戦略を立ててから選考を何回にするかということを検討する必要があります。
ワークスマイルラボの過去の新卒採用では、1次、2次、3次、最終と全部で4回の選考を実施しました。
ワークスマイルラボでは「選考が進む過程で志望度を高めていき、第一志望になってもらう」という目的があるため、選考回数は多めに設定しています。
他社と比べると選考回数が多いのですが、これも内定辞退を出さないための戦略の一貫であり、選考の段階から他社との差別化を図ることを目的としています。
中小企業に効果的な面接回数は?
ワークスマイルラボが中小企業の採用をサポートする際、その企業ならではの強みを活かした採用戦略を立案しています。
お客様の要望に応じて、選考プログラムを組んでいくので、面接回数も変わります。
採用戦略を立てる際のテーマ設定や選考フロー立案をイメージしてもらうため、具体的な選考の事例としてワークスマイルラボの新卒採用を紹介します。
ワクスマの新卒採用の選考を紹介します
ワークスマイルラボは、2022年3月31日付の山陽新聞社(岡山市)が発表した、2023年春卒業予定の大学生らを対象にした地場企業の希望就職先ランキングで1位となりました。
志望した理由は「社風がよい」が6年連続で1位となり、働き方改革が進む中、職場環境を重視する傾向が継続してあることがわかりました。
その他の志望理由としては、「安定性がある」「成長性・将来性がある」「知名度が高い」の順番でした。
これも選考の過程で「第一志望にさせる」という採用戦略が就職活動をしている学生に届いている結果と言えるでしょう。
今回、ERISUGURI(えりすぐり)のプロジェクトメンバーとして活躍している入社2年目、若手社員に実際のワークスマイルラボの新卒採用をインタビューしました!
実際の選考内容、選考の感想などをレポートします。
1次選考
1次選考ではグループワークを行っています。
会社説明会後にグループワークによる1次選考を行います。1次選考は、学生に「挑戦をしてほしい」という想いで企画を立案しています。
グループワークは、ストーリ―仕立てになっていて、学生が1次選考を取り組むうちに、自分自身が大切にしている考えに気付き、自分の志向が認知できるような仕組みになっています。
2次選考
2次選考では営業体験を行っています。
ワークスマイルラボの取引先の映像制作会社、建築会社など、実際の企業様の協力のもと実施しています。
まずは午前中に、営業についての基礎を学び、訪問の練習をします。
そして午後、先輩社員と一緒に営業先を訪問して商談に同席してもらっています。
実際にお客様とも会話をしてもらっていますので、どんな話をするか、どこまで準備してこられるかという点が選考ポイントになります。
学生たちにとっては初めての経験だと思いますので、その上で学生たちがどう行動するのかを見ています。
3次選考
3次選考ではプレゼンを行っています。
大きな会場を貸し切り、学生たちに将来のビジョンをプレゼンしてもらいます。
将来のビジョンは、自己PRよりも踏み込んだ将来のビジョンについてです。結婚感や家族観もスピーチに取り込みます。
1次と2次の選考を通じて感じたこと、学んだことを3次選考で形にしてもらいたいという意図があります。
企業理念やビジョンを知り、体験した上で、「合う・合わない」を学生自身にも判断してもらい、ミスマッチを減らす目的もあります。
ワークスマイルラボの選考に参加した学生たちには成長してもらいたいという想いがあるのですが、どの学生たちもこの選考を通じて学んだことをプレゼンしてくれています。
最終選考
最終選考は役員との面接です。
選考を進めていく中で、入社して働く自分をイメージできるかについて考えてもらっています。
最初からビジョンのある学生の方が少ないのですが、1次と2次の選考を進めていく中で、自分のビジョンを考えることができるプログラムになっています。
最終面接では、精一杯自分の想いを全て伝えてくださいね!
ワークスマイルラボの新卒採用支援「ERISUGURI(えりすぐり)」では、若手社員がプロジェクトメンバーに加わっており、1次選考のグループワークの司会などを担当しています。
緊張する学生に声をかけ、会場が柔らかい雰囲気になるよう意識しています。
新卒採用の選考を考えている方、ぜひご相談ください。