SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
2015年9月に国際連合ニューヨーク国際本部において採択された国際目標です。
気候変動や生物多様性など環境に関わる問題から教育やジェンダー、
貧困および紛争などを課題とし、それらを17のゴールに分けて、
課題解決を目指すものです。
(1)貧困をなくそう
(2)飢餓をゼロに
(3)すべての人に健康と福祉を
(4)質の高い教育をみんなに
(5)ジェンダー平等を実現しよう
(6)安全な水とトイレを世界中に
(7)エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(8)働きがいも経済成長も
(9)産業と技術革新への基盤をつくろう
(10)人や国の不平等をなくそう
(11)住み続けられるまちづくりを
(12)つくる責任 つかう責任
(13)気候変動に具体的な対策を
(14)海の豊かさを守ろう
(15)陸の豊かさも守ろう
(16)平和と公正をすべての人に
(17)パートナーシップで目標を達成しよう
17のゴールには、さらに具体的なターゲット(達成基準)が定められており、全部で169項目あります。
取り組みたいゴールに該当するターゲットを1つ達成すると、そのゴールに取り組んだことになります。
SDGsは、自治体などに対して報告義務や取り組む上での要件審査などはなく、誰でも取り組むことができます。
昨今、ビジネスにおいてはSDGsへの取組が企業価値や投資の面で評価の対象になるなど、SDGsの重要性が高まっています。
また、我が国では2016年5月20日に内閣総理大臣を本部長としたSDGs推進本部が立ち上がりました。
【プロフィール】
瀬尾 直樹(せお・なおき) マーケティング室 エキスパート。 元広告代理店デザイナー。 斜陽産業である事務機業界において テレワークを活用した多様な働き方に挑戦している。 業界の新しい価値創造に挑戦し、 業界No.1マーケターを目指している。 |