「今の学生は、何を考えているのか」
新卒採用を始める時、企業側が気になるのは就職活動をする学生の動向ではないでしょうか?この記事では、Z世代の学生に響く中小企業の新卒向け会社説明会(インターン)事例についてご紹介します。Z世代の学生の価値観を知り、企業の魅力をうまく伝える新卒採用を進めましょう。
コンテンツ
Z世代の働き方の価値観は?
中小企業が新卒採用をスタートする際に、まずは企業が新卒採用をする目的や目標を明確にします。
そして、就職活動をする学生に向けて企業の魅力をどのように伝えていくかについて考えていきます。
その際に必要になってくるのが今の学生の動向を知ることです。
Z世代とは?
Z世代とは、1990年代後半から2010年の間に生まれた世代のことを指します。2022年現在、Z世代は20代前半の年齢にあたるため、新卒採用をする際にZ世代という表現が出てくることがあります。
Z世代は、デジタル技術が普及し、インターネットが当たり前の時代に生まれた初めての世代です。デジタル技術を使いこなすことから、「デジタルネイティブ」とも呼ばれています。また、東日本大震災やコロナ禍を経験していることから、社会の取り組みや環境問題に関心が高いとも言われています。
Z世代の働き方や価値観
Z世代は「みんな違って当たり前」という価値観を持っています。家族のあり方や働き方の価値観などに多様性を持ち合わせている世代です。就職活動においては、Z世代はワークライフバランスを重視する傾向もあります。
内閣府が発表した「平成30年版 子供・若者白書(概要版)」によると、仕事と家庭・プライベート(私生活)のどちらを優先するかについてみると、「仕事よりも家庭・プライベート(私生活)を優先する」と回答した者は63.7%と半数を超えており、平成23年度の調査よりも10.8%多い結果でした。
仕事の充実感を求めるだけでなく、仕事が充実することによりプライベートも充実できるようなライフスタイルを求めていると言えます。
ワクスマのZ世代に響く中小企業の新卒採用支援
ワークスマイルラボの新卒採用支援では、中小企業のお客様にまず「インターン」を開催していただいています。
インターンシップは、もともとは就業体験という意味でしたが、最近は、企業の会社説明会でもインターンシップという呼び方を使う企業が増えています。
就職活動を始めたばかりの学生は、まず企業のことを知りたいと考えている段階です。
初めは規模の大きな会社説明会よりも、少人数で企業の社員を向き合える「インターン」を好む学生が増えています。会社の雰囲気や社風を知ることができる場を求めているのです。
ワークスマイルラボのWebインターンと対面インターンの新卒採用支援について少し詳しくご紹介します。
Webインターン
Webインターンはオンライン会社説明会で、就職活動中の学生が気負わずに参加できる企画となっています。開催時間は1時間30分~2時間程度です。企業の魅力を引き出し、学生に知ってもらえるよう企業ごとに様々な取り組みを提案しています。
初めて新卒採用を行うお客様には、これまでの事例を共有し、オリジナルのWebインターンを作り上げていきます。例えば、Webインターンの段階から社長自ら会社の理念やビジョンを説明したり、社長に直接質問ができたりと、大企業ではなかなかできないWebインターンを開催することも、中小企業のWebインターンでは効果的です。
対面インターン
対面インターンは自社で行う会社説明会です。通常の会社説明会よりも、企業の魅力を伝える体験イベントなどを開催し、Webインターンでは難しい企画も提案しています。例えば、会社見学、工場見学、職場体験などです。また、学生と社員の交流の場をセッティングすることも多く、開催時間は2時間~3時間程度になります。
中小企業の新卒採用のイベント事例紹介
ワークスマイルラボ独自の新卒採用の支援・対面インターンの具体的な事例をご紹介します。対面だからこそできる企画の参考にしてみて下さい。
会社見学
自社で対面イベントを開催するなら、会社見学がおすすめです。
普段の社内の様子を学生に見てもらえることができます。社員の働き方や、部署間でのコミュニケーションの取り方などがわかるため、企業と学生のミスマッチを避けることもできるでしょう。
工場見学
工場をお持ちのお客様は、工場見学を行う方もいます。実際にヘルメットを被って、作業している社員の方を見学することができます。オフィス部分だけでなく、工場も見学できるので作業中の社員のコミュニケーションの様子などを知ることができます。
写真や動画で見ることはあっても、関係者以外はなかなか入ることのできない工場を見学できるので、学生にとっても非常に貴重な体験イベントです。
職場見学
建築業界のお客様は、家づくりの過程を職場体験に取り入れました。ちょうど学生の就職活動が始まる時期に、家づくりがスタート。家の柱を建てた時期に職場見学で家づくりの過程を見てもらい、選考の中で再度インターンを企画し、家が完成するまでの過程を見てもらう企画です。また、車業界のお客様は最新のEV自動車をPRするため、電動キックボードの試乗会を開催したケースもあります。
各企業の事業に携わりながら、実際に体験ができるインターンは学生の志望度を高めるきっかけ作りになります。
ビジョン作成ワーク
企業側が学生とコミュニケーションを取ることを目的としたイベントも可能です。
対面インターンで、学生と一緒にディスカッションをし、楽しみながら学べるワーク型の企画です。このワークでは、就職活動に役立つ自己分析や面接のコツについて考えます。ワークスマイルラボは、ビジョンを考えることを大事にしているので、学生にも体験してもらいたいと考えてご提案しています。学生が自分の言葉で、ビジョンを描けるように私たち新卒採用支援チームがサポートしていきます。ビジョンのワークを体験した学生は、働きたい会社の社風や、自分のなりたい像をしっかり描くことができるようになります。
ワークスマイルラボの新卒採用支援は、それぞれの中小企業の魅力をZ世代の学生に魅力的に訴求するインターン企画を開催することが可能です。対面インターンでは、企業体験で企業のことを知ってもらい、学生の価値観に触れていくことで、企業との距離を近くしていきます。Z世代に響く中小企業の新卒向け会社説明会(インターン)のご相談、受け付けております!