ワクスマガジンでは、これまでも企業の魅力を発信する方法についてご紹介してきました。
今回の記事では、総括編として企業の魅力を伝える具体的な内容について紹介します。
ERISUGURI(えりすぐり)のプロジェクトメンバーとして活躍している入社2年目の若手社員に実際の就活体験記についてインタビューを行いました。
是非、最後までご覧ください。
企業の魅力の伝え方とは?
企業の魅力は、端的に紹介できる内容であることが望まれます。企業の魅力を聞いた相手が、納得し、理解して、覚えてもらえるように伝えたいですよね。
就活生に何を伝えればいいのか、どのように伝えればいいのかを検討し、実行することを「採用ブランディング」と言います。
企業の魅力に共感してもらい信頼を得ることで、入社意向を高めます。
ワークスマイルラボでは、内定辞退を防ぐために、企業のビジョンを就活生に紹介することを提案しています。
企業のビジョンは、就活生たちが自分の将来のビジョンを描く際に企業ビジョンに共感できるか、一緒にやっていけるかという判断基準になるためです。
現在、採用ブランディングにはさまざまな手法があるので、その企業にあった戦略で、時代にあった手法でアプローチすることが求められます。
新卒採用がはじめての中小企業の方はお気軽にお問い合わせください。
入門編
https://wakusuma.com/magazine/column/erisuguri/charm1/
実践編
https://wakusuma.com/magazine/column/worker/2023-0228/
【採用担当者必見】就活生はこんなところを見ている
就活生は、就活をする際に「就活軸」を設定しています。
就活軸とは、今の自分の価値観を明らかにし、将来の自分のあり方や働く条件などをまとめたものです。
採用担当者は、就活生の就活軸をヒアリングすると「どんな価値観の学生が自社を志望しているのか」がわかるようになります。
就活生とコミュニケーションを取る機会には、是非ヒアリングをしてみて下さい。
ヒアリングが難しい場合には、アンケート結果やランキングの情報を参考にするのも良いでしょう。
ワークスマイルラボは、2022年3月31日付の山陽新聞社(岡山市)が発表した、2023年春卒業予定の大学生らを対象にした地場企業の希望就職先ランキングで1位となりました。
弊社を志望した理由は「社風がよい」が6年連続で1位となり、働き方改革が進む中、職場環境を重視する傾向が継続してあることがわかりました。
その他の志望理由としては、「安定性がある」「成長性・将来性がある」「知名度が高い」の順番でした。
このように、就活生の声を知ることで企業の魅力をどう発信していくかヒントになります。
ワークスマイルラボの選考事例が気になる方はこちらからご確認いただけます。
https://wakusuma.com/magazine/column/worker/2023-0117/
【体験談】入社2年目、新卒採用担当者の場合
今回、ERISUGURI(えりすぐり)のプロジェクトメンバーとして活躍している入社2年目の若手社員に、実際の就活体験記についてインタビューを行いました。
インタビュー形式でご案内いたしますので、就活生とコミュニケーションを取る際の参考にしてみて下さい。
Q.就職活動中、就活軸を設定していましたか?
A. 就活軸は2つ設定していました。1つ目は自分が成長できることと、2つ目はそれに見合う給与をもらえるかです。
給与については「安定」という言葉がキーワードでした。
就活軸の条件に当てはまる企業の中で、自分がその企業で働いた場合、どんな姿になっているだろうと想像できるような企業にエントリーし、足を運んでいました。
Q.就活軸の成長という点では、企業のどういう情報を見ていましたか?
A.私は20代後半〜30代の若手社員が活躍している企業かどうかを見ていました。
やはり若手社員が活躍している企業は魅力的に感じました。会社説明会でも企業の事業内容よりもまずは人を見ていたほどです。
具体的に言うと、ある程度キャリアを積んだ社員の方はどんな気持ちで働いているのかを意識して聞いていました。
Q.給与については、どのようにリサーチを行いましたか?
A.会社説明会などで、社員座談会があるときに社員の方に直接聞いていました。
あとは、「その業界は今後どこまで伸びるか?」について質問していました。業界全体のことを聞くと成長性が具体的にわかりました。
企業の成長=給料が上がるという認識なので、会社の成長という点に重点を置いて質問をしていました。
Q.就活軸はいつ決まりましたか?
A.就活を始めた当初、就活軸は決まっていませんでした。就活を進めていく中で、これかな、あれかなというように固まっていった感じです。
柔道をしていたので、もし自分の柔道部が企業だとしたら自分はどこにいるだろうと、置き換えて考えることで、イメージしやすくしていました。
今回のインタビューから、日頃から就活軸や将来のことを考えていたからこそ、会社説明会や座談会などでも自分の意見を伝えられたのだろうなと感じました。
企業の採用担当者にとっては、就活生がどんなことを考えているのか改めて知るきっかけになったのではないでしょうか?
また、会社説明会や座談会の際に、社員と就活生が交流できる場を積極的に作ることで、企業ビジョンと就活生の描く将来像をすり合わせになることもわかりました。
この記事では、採用担当者に知って欲しい企業の魅力の伝え方について紹介しました。
就活生は就活軸を掲げ、企業のビジョン、社員を吟味しています。
採用担当者は採用ブランディングを行い、会社説明会や座談会などを通じて企業の魅力を伝えていくことが求められています。
「新卒採用が初めてで何から始めたらいいかわからない…」とお困りの方は是非、お気軽にお問い合わせください。