今回は新卒採用で企業の魅力を発信する方法の実践編をご紹介します。
前回の入門編では、企業の魅力を発信する体制づくりについて紹介しました。
今回の実践編では、「自社の魅力を学生に伝える時に気をつけること」についてご紹介します。
説明会や、社長登壇の際に気をつけることを具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
採用ブランディング
入門編では、ブランディング活動を始めることについて紹介しました。
今回の実践編では、「採用ブランディング」について考えていきましょう。
採用ブランディングとは、企業の魅力に共感してもらい信頼を得ることで、入社意向を高める戦略のことです。
ワークスマイルラボでは、内定辞退を防ぐために企業のビジョンを就活生に紹介することを提案しています。
企業のビジョンは、唯一無二のものであり、就活生たちが自分の将来のビジョンを描く際に企業ビジョンに共感できるか、一緒にやっていけるかという判断基準になるためです。
現在、採用ブランディングにはさまざまな手法があります。
その企業にあった戦略で、時代にあった手法でアプローチすることが求められます。
新卒採用がはじめての中小企業の方はお気軽にお問い合わせください。
入門編の記事はこちらからご確認いただけます。
https://wakusuma.com/magazine/column/erisuguri/charm1/
会社説明会を開催する際のポイント
ワークスマイルラボが支援している中小企業の新卒採用の会社説明会では、社長にも登壇していただいています。
社長自ら企業のビジョンを熱く語ってもらうことで、就活生にインターネットで調べた以上の熱量を感じてもらうことができるからです。
また、社長との距離が近い企業であるという魅力を伝えるきっかけにもなります。
大企業ではできない事を、中小企業の魅力として打ち出すことで差別化に繋がります。
「直接、社長の話を聞いてみたい」という気持ちで会社説明会に参加する学生もいます。
中小企業のメリットとして、社長と距離が近い点を活かすコンテンツにすることが大切です。
会社説明会に関する詳しい記事はこちらからご確認下さい。
https://wakusuma.com/magazine/column/erisuguri/briefing-session/
会社説明会を開催する際のポイント
会社説明会に社長が登壇する際は、親しみやすさを意識しましょう。
例えば、服装は、ネクタイをピンクにするなど明るい色や、コーポレートカラーを取り入れてみましょう。
清潔感を第一に親しみやすさを演出することが大切です。
そして、就活生には気軽に話しかけることを意識しましょう。
ワークスマイルラボの入社1年目の社員からは、「就職活動中に出会った中小企業の社長たちは皆、フランクな印象だった」という意見もありました。
社長登壇の際には、社長自ら学生に質問をするなどして、学生とコミュニケーションを取りながら進行すると、良い印象を残すことができるでしょう。
学生も緊張がほぐれ、場が和らぐ効果もあります。
就活生とコミュニケーションを取ることができる貴重な機会です。
社長が一方的に話すよりも、会社説明会に参加している就活生たちと楽しくコミュニケーションを取る時間になるよう心掛けてみてください。
この記事では、新卒採用で企業の魅力を発信する方法の実践編について紹介しました。
中小企業の新卒採用は、会社のビジョンを明確に伝え、魅力に感じてもらうことが重要です。
初めて新卒採用をする企業にとってはやることが多すぎて、採用ブランディングまで手が回らない場合もあるでしょう。
「自社に合った即戦力となる学生を採用したい」とお考えの担当者の方は、お気軽にご相談ください。一緒に採用ブランディングを推進していきましょう!