「就活生のコミュニケーション能力を見抜く秘訣が知りたい」
採用担当者の方であれば誰しもが考えていることではないでしょうか?
選考が進むうちに、「この学生が入社したら…」と想像しながら話しをする機会も増えてくると思います。
この学生は社員と協力して業務を遂行できるだろうか。
この学生は取引先のお客様と信頼関係を築くことができるだろうか。
この記事では、そういった悩みを解決するために就活生のコミュニケーション能力を見抜くための質問やチェックポイントをご紹介します。
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就活生のコミュニケーション能力を見抜くことが大切な理由
就活生のコミュニケーション能力を見抜くことが大切な理由は、入社後の会社の業績に関わってくるからです。
いくら能力が高くても社員と協力して業務を遂行できないと、スムーズな業務進行を妨げることになります。
また、取引先のお客様と信頼関係を築くことができないと、会社の信用問題やブランディングにも大きな影響を与える可能性もあります。
コミュニケーション能力の高い学生を採用することで、今いる社員と相乗効果を生み出し、より業務を遂行しやすい職場環境に繋がります。
コミュニケーション能力が高い就活生の傾向と特徴
コミュニケーション能力が高い就活生はどのような学生でしょうか?
実際に、ワークスマイルラボの選考を受けた学生の中からコミュニケーション能力があると感じた傾向や特徴をご紹介します。
質問の意図を理解して会話できるコミュニケーション能力
学生の中には、緊張せず、しっかりコミュニケーションを取ることができる人もいます。
質問をした際に暗記した文章を答えるのではなく、質問の意図を理解して自分の意見を話すことができる学生はコミュニケーション能力が高いと感じます。
その場にいる相手ときちんと向き合って会話をしているので、機械的な回答ではなく、自然体で会話できていることが伝わってきます。
こういった学生はコミュニケーション能力が高い学生といえるでしょう。
入社後の伸び代が高い学生の傾向
現時点ではスムーズに会話できていなくても、コミュニケーションを取ろうと努力している学生も、入社後の成長を見越し注目しておきましょう。
一対一の面談だけでなく、グループワークなどの場面でもコミュニケーション能力を見抜く良い機会です。
例えば、グループワークなどで、なかなか話すことができない学生も、社員が声をかけてサポートしてあげることで、自分の意見を話すことができる学生もいます。
先輩社員からのアドバイスを素直に受け入れて、改善をしようと努力する学生は入社後の伸び代が高い可能性もあるので注目です。
就活生のコミュニケーション能力を見抜くチェックポイント
新卒採用では、採用担当者ではない社員が面接官になる場合もあると思います。
コミュニケーション能力を見抜くチェックポイントを紹介します。
ぜひ面接官にも共有して欲しいと思います。
会話のキャッチボールができる
会話のキャッチボールができる学生はコミュニケーション能力が高いです。
会話は相手があってのもの。気持ちよく会話ができるように、お互いに話しやすい、聴きやすい雰囲気を作ることが大切です。
選考では、限られた時間で自分の意見を正しく、わかりやすく伝えることが求められます。質問に対して、しっかり受け答えができる学生はコミュニケーション能力が高いと言えます。
ここで注意なのが、一方的によく話してしまう学生です。
「話したい」という積極性は評価できますが、話しの内容に中身があるかを吟味する必要があります。
自分のポリシーやビジョンを持っている
学生が自信を持って受け答えしているか判断するのに、自分のポリシーやビジョンを持っているかというポイントがあります。
この質問にはこの回答、というような例文を答えるのではなく、自分のポリシーやビジョンを軸に回答できているかがポイントです。
最近の学生は、自分の夢を実現しやすい仕事を選ぶ学生が増えていると感じます。
自分の夢の実現のために、セルフブランディングを行い、プレゼンできている学生はコミュニケーション能力が高いです。
Z世代の働き方の価値観は?詳しくはこちらからご覧ください。
https://wakusuma.com/magazine/column/erisuguri/generation-z/
この記事では、就活生のコミュニケーション能力を見抜くチェックポイントについて解説しました。
- より良いコミュニケーションを取ろうとしている
- 会話のキャッチボールができる
- 自分のポリシーやビジョンを持っている
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