皆様の会社の面接は、どのような雰囲気でしょうか?
「ウチの会社はちょっと重い雰囲気かも」「学生の表情は緊張が伝わってくる雰囲気」とイメージした方、ご注目ください。
この記事では、中小企業が新卒採用で気を付けたい面接の雰囲気作りのポイントについて解説します。
中小企業の新卒採用は面接の雰囲気作りが大切
これまでご紹介してきたように、ワークスマイルラボの新卒採用では「場を作る」ことを大切にしています。
社員と学生がリラックスして会話ができる雰囲気作りを大切にしています。
「緊張してたいした会話ができなかったはずなのに、2回目に会った時に、前回自分が話したことを覚えていてくれた!」そんな些細な会話も学生にとってはいい印象に繋がることだってありますよね!
例えば、人前で手を上げるのが苦手そうな学生が、グループワークで積極的に発言している時は、決まって選考の雰囲気作りが成功している時だと言えます。
今回、ERISUGURI(えりすぐり)のプロジェクトメンバーとして活躍している入社2年目、若手社員が学生に行っている「声かけ」についてインタビューしました。
実際に体験した就職活動とERISUGURIの業務で実践していることとは?
参考記事 ▶ 中小企業が新卒採用を進める社内体制づくりの秘策とは
新卒採用の担当者が気を付ける3つのポイント
ワークスマイルラボの選考は、1次面接、2次面接、3次面接、最終面接の4回あります。
それぞれに「挑戦」や「限界突破」などテーマが設定されています。
面接で学生が力を発揮できるよう採用担当者が気を付けているポイントを、選考前・選考中・選考後と3つに分けてポイントを解説します。
参考記事 ▶ 新卒採用の面接回数は?【岡山県】希望就職先ランキング1位のワクスマの選考事例を紹介
選考前の声かけ
選考前のインターンや会社説明会での声かけは、「将来のビジョン」がポイントになります。
就職活動は「自分に合う会社を一番に選んでください」と伝えています。そのためには自分のビジョンや目標が必要です。
「自分の目標と会社が考えているビジョンや経営理念をマッチングさせて、一番合う会社がきっとあなたに会う会社だと思いますよ」と、会社を見るポイントになるヒントを伝えます。
ついこの間まで就職活動をしていた若手社員が体験談を交え学生に伝えているので、学生との距離がぐっと近くなります。
「夢を実現できる仕事か?」
「会社のビジョンに共感ができるか?」
と、いうことを学生が考えるきっかけになるような声かけが望ましいです。
夢がない学生には好きなものや興味のあるものを聞いたりするなど、寄り添った声かけをするといいですね。
最初はなんとなく参加した会社説明会でも、採用担当者と出会い夢が見つかれば、学生にとってこの会社は特別なものになり、志望度は高くなります。
学生自身が将来のビジョンを描き始めるこのタイミングで、企業側も「将来のビジョン」を学生達に明確に伝えることが大切です。
選考中の声かけ
選考中は「選考をしている」という雰囲気や仕草を出さないように気を付けましょう。面接担当者ではなくても、採用に関わる担当者は気を付けたいポイントです。
「選考している」という雰囲気で行われる選考は、学生も緊張してしまいますし、学生の良さを引き出せなくなってしまいます。
まずは、合否問わずに「選考を通じて学生に成長してほしい」という想いで声かけを心がけることが大切です。
選考後の声かけ
面接直後の学生は緊張から解放されて、本音が出やすいです。
グループ面接などで学生の様子を見ることができた場合には、「積極的に発言していたね」と感想を伝えたり、「グループを率先してまとめていたね、緊張しなかった?」と質問したりするとコミュニケーションが取りやすくなります。
学生にできるだけ声かけをすると、選考を通じて志望度がどれくらいあるのかを知るきっかけにもなります。
新卒採用で気を付けたい面接の雰囲気作りのポイントは、社員と学生がリラックスして会話ができる雰囲気作りです。
選考前の会社説明会やインターン、選考中、選考後で声かけの心構えが変わります。緊張する学生に声をかけ、会場が柔らかい雰囲気になるよう意識してみてください。
新卒採用を強化したいと考えているが、採用担当者が学生のフォローまでできないとお悩みの企業様からのご相談をお待ちしております!