2回目の今回は、『新卒採用が周囲へ与える影響』について
新卒社員が周りにどんな影響を与えるのか、ご存知でしょうか?
会社の人材確保という事だけにとどまらず、実はこんな素晴らしい効果があるのです。
早速、詳しく見ていきましょう!
新卒社員が持つ“いい影響力”とは
面接を勝ち抜いてやっとの思いで就職した彼らは、非常に熱心で高いモチベーションを持ち合わせています。
知識や技術はこれから身につけていく段階ですが、やる気や積極性は人一倍ありポテンシャルが高い状態。
それ故に、純粋な質問が飛び交い、斬新なアイディアを提供してくれるかもしれません。
例えばこんな効果が挙げられます。
組織全体の活性化
新卒社員のフレッシュな雰囲気は、既存社員へのいい刺激となり、今いる社員に「昔は自分もそうだったなぁ」と思わせてくれます。
その結果、今後の業務に対して新たな気持ちで取り組むことができる効果があるのです。
そんな新鮮な思いが周りへ連鎖反応を起こし、部署や役職を循環し、最終的に会社や組織全体を活性化してくれるのです。
既存社員が教育を通じて成長
新入社員には教育が必要です。最初のオリエンテーションは人事部を中心に行うパターンもありますが、
実際に配属された後はそうはいきません。手取り足取り、直属の先輩方が指導をしていく事が多いですね。
つまり、既存の社員は改めて自分の知識や技術を、相手に伝える事で確認する事ができ、上司としての指導力が鍛えられていきます。
「この言い方では伝わらなかったな」「こっちのやり方だと早く覚えてくれるのか」など、試行錯誤をして新たな発見や価値観も生まれます。
これまでの業務においても、やり方を見直すきっかけとなり、無駄が省かれた業務改善、業務整理に取り組むことができます。
同期という絆
新入社員には同期がいます。採用活動を共に戦い勝ち抜いた戦友で、非常に絆が深く、同僚のような友達のような関係性。
それは異なる部署に配属された後も続いていくもの。よく、“同期の飲み会” というフレーズを耳にしませんか?
横の強いつながりを持つ彼らは、部署を超えての連携に重要な役割を果たす可能性があります。
他部署と連携して仕事をする時、間を取り持つ事は先輩方より器用かもしれませんね。
会社全体が好転へ
新卒採用をする事は、新たな仲間を迎えるという事だけでなく、周囲へたくさんのいい影響を及ぼす事が分かっています。
全ての企業に当てはまるわけではありませんが、少なくとも当社や当社が採用支援をしているたくさんの企業には、このような嬉しい効果があるように思います。
新卒採用は、労力やコストの面などでなかなか踏み切れない事もありますが、獲得できるメリットの方が大きいと言えるでしょう。