新型コロナウイルスはどんどん新しい型が発生していくということは、もう公然のものとなっています。
2022年、また新しい型が流行しています。
その名も「オミクロン株」。
海外でクラスターや感染拡大が懸念されていましたが、2022年1月以降、日本でも爆発的な感染拡大が確認されています。
このオミクロン株は感染力が非常に強いとのことですが、いまのところ重症度は低く無症状や軽症が多いといわれています。
しかしながら、感染力が強く、注意喚起されている新型として企業でも対策を強めていかなければいけません。
今回は、オミクロン型感染拡大に伴い、企業ができるオフィスでの対策をご紹介していきます。
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これまでの感染対策は引き続き?さらに強める?
現在、あらゆる企業で取り入れている感染対策。
非接触型検温器やアルコール消毒、パーテーションなど新型コロナウイルスへの感染対策はいまや常識となってきています。
そして、2021年最後に出現した新型の「オミクロン株」。
感染力が強いといわれる今回のオミクロン株ですが、これまでの感染対策は引き続き徹底することが必要とされるでしょう。
さらに細かい対策を要求するとなると、従業員が負担に感じてしまうことが懸念されます。
最低限の感染対策をしつつ、企業には取り組むべきことがほかにもあるのではないでしょうか。
次章では、オミクロン株に対する対策についてご紹介します。
オミクロン株に対するオフィスの対策3選
オミクロン株に対するオフィスの対策として、以下の3つがあります。
・フルテレワークにする
・快適なテレワーク設備を整える
・オフィスレイアウトを変更する
それぞれ詳しく解説していきます。
1.フルテレワークにする
フルテレワークとは、完全にテレワークにするということです。
感染力が低下した2021年末はテレワークを緩め、出社し始めた企業も多かったと思いますが、今一度テレワークの推進をするべきです。
コミュニケーションの希薄化や自宅で集中することができないなどのデメリットがあるとはいえ、また不安な日々を過ごすことを思えばテレワークの推進が賢明です。
また、まだテレワークを取り入れていない企業も、この機会に実施してみることをおすすめします。
2.快適なテレワーク設備を整える
テレワークを進めるにあたって感染対策はもちろんですが、仕事の効率や生産性を生み出さなければいけません。
快適なテレワーク設備を整えるのも企業の役目です。
例えば、通信機器の貸し出し、通信費用の会社負担の有無、テレワークに必要な機器や文具類など、自宅でテレワークが快適にできるように企業はバックアップしていくことが求められます。
メンバー間でのコミュニケーションはどのようにして取っていくのか、週に何回実施するのかなど具体的に決めておくと、自宅でもコミュニケーション能力が低下することは少なくなるでしょう。
3. オフィスの使い方を見直す
オミクロン株感染拡大を防ぐには、現在のオフィスレイアウトを変更したり、使い方を見直すのもひとつの方法です。
同じ卓上にはクリアのパーテーションを設置しているところや換気を行うなどの感染対策を取り入れたオフィスづくりがされていると思います。
しかし、感染力の強いオミクロン株の感染拡大を防ぐためには、さらにオフィスのレイアウトを見直す必要がありそうです。
例えば、「個人スペースの感覚をもっと開ける」「ソファ席をなくす」など、利用する人数が減るようにオフィス家具を移動させるのもポイントです。
感染拡大が確認された以上、オープンスペースでも多くの従業員が行き来することは避けるべきです。
2021年末には、従業員同士で談笑している時間も増えたことでしょう。
今後は、「オープンスペースでの飲食は控える」「ソファ席時間制」「オープンスペース時間制」「オープンスペース人数制限」などより徹底した対策が必要です。
まとめ
オミクロン株は現在のところ無症状や軽症が多いといわれていますが、感染を広げないためにできるだけの対策をしなければいけません。
従業員の意識はもちろんですが、オフィスでできることもまだあるはずです。
テレワークの導入や、テレワークを再強化することは大きな対策のひとつです。
「テレワークを導入したい」「テレワークをもっと推進したい」という企業は弊社におまかせください。
テレワークのノウハウから準備物まで、企業の要望に合わせたテレワークの支援をさせていただきます。