2023年12月11日
メディア掲載情報
【12月8日】日本経済新開掲載されました
持ち株会社でM&A加速
– 経営効率化を支援 –
IT(情報技術)を活用した働き方改革支援を手掛けるWORK SMILE LABO(ワークスマイルラボ、岡山市) が持ち株会社のワークスマイルホールディングス (同市)を設立した。主力事業のオフィス用品販売などで事業承継型のM&A(合併・買収)をしやすくする狙いだ。
傘下にワークスマイルラボと、グループ会社でIT活用支援のワークスマイルコンサルティン グ、サテライトオフィス運営のワークスマイルサ テライトの3社が入る。資本金は1000万円、 社長はラボの石井聖博社長兼務する。
ワークスマイルラボは1911年に創業、文具店から始まり、オフィス事務機の販売を主力にしてきた。 現在はITツールの導入などを通じた企業の業務効率化やコスト削減、営業促進の支援に 力を入れている。傘下3社の2023年11月期の売上高は合計で約9億3000万円を見込む。
事務機販売業界は地域密着型の中小の老舗が多く、後継者難や市場縮小に直面しても大手企業などとの連携には二の足を踏むケースも多いという。
今回、持ち株会社にす ることで、そうした中小企業を傘下に入れて存続させつつ、後継者育成や経営効率化の支援を進めグループ全体の成長にもつなげていく。