テレワーク推進賞で最優秀　岡山のワークスマイルラボ
地方経済 岡山市

会長賞を受賞し、たたえられる石井社長（右）＝東京都内
　情報通信技術（ＩＣＴ）を活用した柔軟な働き方を実践する企業・団体を顕彰する「第２０回テレワーク推進賞」（日本テレワーク協会主催）の表彰式が１７日、東京都内であり、最優秀の会長賞を受賞したオフィス機器販売のワークスマイルラボ（岡山市南区福浜町）がたたえられた。

　同社は在宅勤務制度を積極的に取り入れているのに加え、取引先への導入提案やセミナーの定期開催、視察の受け入れを展開している。テレワークの認知度向上や普及促進への貢献が高く評価され、ＮＥＣ（東京）とともに会長賞に輝いた。

　表彰式に出席した石井聖博社長は「社内でテレワークを推進し、採用の応募者増や生産性アップにつながった。中小企業に共通する課題であり、ノウハウを提供して支援していきたい」と話した。

　テレワーク推進賞は２０００年度に創設され、岡山県内からの会長賞受賞は初めて。今回は５０件超の応募から計１３企業・団体が入賞し、特別奨励賞には就労継続支援Ａ型事業所運営のありがとうファーム（岡山市北区表町）が選ばれた。