前回記事でご紹介いたしましたステップ2で評価シートが決定します。ここまで約4~6か月。
ここまでは社長のお話を伺いながらコンサルタントが作成を承ってきましたが、いよいよ運用開始!
運営開始からトライアル期間、卒業までのステップをご紹介します。
▶ 評価制度導入までのステップ1【キックオフ】
▶ 評価制度導入までのステップ2【評価シート作成】
社員説明会
ステップ1、2で評価シートが完成しました。ここまで4~6か月。
キックオフから半年間、評価制度の構築を行いますが最初の目指すゴールとなる社員説明会です。
社員説明会では社長のビジョンを全社員の皆様と共有していただきます。
「社長の思い」
「なぜ評価制度を導入したのか」
「会社全体でどんなゴールを目指していくのか」
を全社員に向けてお話しください。
最初に目指したゴールですが、この社員説明会が評価制度を運用していくスタートラインになります。
本当に社員に伝わるのか
おそらく、ステップ1の時点では、本当に社員に伝わり理解を得られるのかという不安があったかもしれません。
新しいことを会社に取り入れるのですから当然のことでしょう。
ですが、この段階ではすでに半年の期間をかけてじっくりと構築してきています。
評価制度を導入することで会社と社員両方の成長ができると確信していただいている筈。
当初の不安は解消されていることでしょう。
あとは全社員に向けて伝えるだけ。目標に向かって前進するのみです。
会社が新しく変わって行くことに可能性を感じてくださる社員も多くいらっしゃるでしょう。
ワクスマのコンサルタントも参加させていただき、第三者となるコンサルタントの立場から評価制度が社員の皆様にとってどのようにご活用いただけるか、どのように運用していくのかを説明させていただきます。
いよいよ運用開始!
社員説明会で全社員の皆様にご理解いただいた後は、いよいよ運用開始です。
「構築はできた。でもこれを本当に回して行けるの?」
という不安もまだまだある時です。
運用するには、評価者となる管理職の方が面談を通して社員1人1人へ、
- ビジョン・理念の共有
- 期ごとの目標の共有
- 部署ごとの目標の共有
- 社員個人の目標立て
- 項目に基づいた的確な評価
をしながら運用していくことが必要になります。
構築が終わった段階では、管理職の方もはじめての事ですから不安があります。
社員の皆様も個人目標を立てることに慣れず戸惑いがあるでしょう。
ワクスマのコンサルティングは構築だけではなく、実際に運用する段階もトライアル期間を設け、コンサルタントが一緒に伴奏しますので、評価制度のノウハウを身につけることができます。
トライアル期間を経て卒業を迎える時、管理職の方々は「人事評価のプロ」になっているはず。
次回記事ではトライアル期間のご紹介をします。