日本ケイテック株式会社
MC:では最初に、それぞれの会社についてご紹介いただけますか?
木村様:私たち日本ケイテックは、基本的には電気工事を主体に行っている会社です。
今は全国に拠点が13箇所で、社員数95名になっていますが、そこから二次団体、三次団体まで入れるとやはり300人から500人ぐらいの人間が共有するものが出てくるので、会社としてパソコン1台1台もセキュリティの強化をしていかないといけないっていうのと、そのパソコンが「どんな風に使われているのか」「どんな風に置かれているのか」という認識をしなければいけないと課題を認識した時に、ちょうどワクスマさんをご紹介いただいて、今に至っています。
MC:ありがとうございます。では、ワクスマ様の会社紹介をお願いいたします。
ワクスマ瀬尾:私たちワークスマイルラボは、創業が1911年と結構古く、今年で111年目の会社になります。
もともと筆や墨を販売していたところから事務機屋になりまして、今では働き方を提案する会社ということで、皆様の課題解決のご提案をさせていただいています。
その中でも、先程のお話に出てきたセキュリティ商材もそうですし、他にも取り扱えるものが増えてきまして、今ではデジタル化というような形で総合的にご支援できるような会社になっています。
弊社の理念は「『働く』に笑顔を!」なので、どうやって笑顔で働いていけるような環境を作っていけるのかといったことを、全社員で日々いろいろ試して、時には失敗もしながら、良い事例だけをお客様に紹介をするという情報発信をしております。
MC:では、日本ケイテック様がワクスマ様を知ったきっかけを教えていただけますか?
木村様:はい、知人の会社からの紹介で知りました。調べていくうちに、実は創業から100年以上の非常に安心できる会社様だったこと、そして色んな媒体を販売されているということで、ぜひ話を聞いてみたいと思ったのがきっかけです。
MC:ワクスマ様に依頼を検討されていた際の、御社の課題や困りごと、相談内容を具体的に教えていただけますか?
木村様:そうですね。実は、基本的には相談と言うのがなかったんですよ。ただ、パソコンの導入をどこでしようか検討している途中で、ワクスマさんの紹介があったので、じゃあまずはパソコンからってことで、20数台入れていただいたのが始まりです。
その際に、担当の大橋さんに、「こんなのもありますよ」とか「こういう危機管理はされていますか」と、企業として今の世の中でこういうことをしていかなければ…というご意見をいただいて、「じゃあ、あれも…これもどうなの?」って、質問の聞きかえしをしていく中で、非常に安くていい提案をしていただいたというのが、きっかけですかね。
MC:そちらは、本日同席されている大橋様が営業を担当されたのでしょうか?
ワクスマ大橋:そうですね。私が営業を担当させていただいております。
MC:そして、馬場さんが、技術面でのご担当を?
ワクスマ馬場:はい、デジタルのパソコンパトロールの導入を担当しております。
木村様:いつもありがとうございます。
MC:では、どういった提案をどのように日本ケイテック様へ提案したのか、その辺りを教えていただけますでしょうか?
ワクスマ大橋:提案の方向性は大きく2点ありまして…
例えば、コストを見直す中でコスト削減に繋がる機器を新しいものにして、セキュリティのレベルを高めていくというような元々の環境を改善するという提案、そしてもう一つは、これまで導入はされてきていないけれど、一般的な企業さんであれば検討した方がいいだろうという新しい提案の二つです。
これは、ケイテックさんだからご提案したというより、お話しさせていただく中で、あまり出来ていなかったりだとか、そこは導入していなかったんだよね…という部分があったので、まずは一般的な企業さんであれば、最低限導入しておいた方がいいというものについて、その必要性や価格の面もあわせてお伝えしたところ、ご採用いただいたような形になっています。
MC:ありがとうございます。お互いに印象的だったやり取りなどはありましたか?
木村様:やはり…今そんなものがあるんだなって言う新しい提案は印象に残りますよね。
で、まあ次に価格面が出てくるんですが、「それならやろうかな」って言うような、ちょうどいいところを刺してくる(笑)
やらないといけないのかもしれないけど、高すぎるとやっぱりどうしてもね…。全体のランニングコストとか年間の経費を算出しているので、事業計画内での負担がかからない部分の提案で、正直に「ちょっと高すぎるよね」とか「それは本当に必要なのか」とか、真剣に話をさせて頂いたんですが、そのやり取りの中で、「じゃあ、ここはちょっとセキュリティが高すぎるんで、平均的なものに変えると金額はこれぐらいですよ」とか、すごくバランスの良い提案をしてくれるなっていうのは思いましたね。
ワクスマ大橋:ありがとうございます。
MC:ワクスマ様からの提案のスピードというか…その辺りはいかがでしたか?
木村様:早いですよね。ものすごく早い。
他社さんがどうなのかは分からないんですけど、やはり一回は持ち帰っては頂いてるんですよね。何の提案にしても。その上で、「価格面も含めて、もう一度提案してください」ってお願いするんですけど、他社さんであれば結構その…提案が曖昧になっていたり、最初に出してきた提案とあんまり変わらなかったりすることも多いんですが、ワクスマさんは非常に回答も早ければ、違う内容、違った方面からの説明を丁寧で明確にしてくれるんですよ。
MC:ワクスマ様からはいかがでしょうか?
ワクスマ大橋:結構いろんなお客様にご案内しているんですが、何て言うんですかね…的を射てないようなご質問とかもいただいたりするんです。でもケイテックさんは、導入した後をイメージして的確なご質問をいただくので、すごく視野が広いと感じました。
ワクスマ馬場:私が担当させていただいた印象ですが、中小企業の場合、パソコンの管理なんかが、きちんとできていない企業が多い中で、資産の管理や今の状況の把握をしっかりされているというのを強く感じました。
もちろんご担当の方の個性もあるんだと思うんですが、ケイテックさんは社長がしっかり指示されているんだろうなと…。私も今後見習わなければ…と思っています(笑)。
MC:実は日本ケイテック様の方からリクエストがいくつかありまして…。まず、ワクスマ様の営業チームのモットーをお教え願えますか?
ワクスマ大橋:我々は“業界の新しい当たり前を作る”というのをモットーに掲げています。
弊社は、もともとお客様のところに直接訪問して、従来のコピー機や文具を販売するといった固定概念があったんですが、今では、ご提供するのは物ではなく、それを使ってどのように働いていけるか、そして、その仕組み作りをモデルケースとしてサービスを展開しておりますので、とにかく我々自身が良いモデルケースとなれるようにと心掛けています。
MC:では、ワクスマ様の“100年企業の思い”とはどのようなものでしょうか?
ワクスマ瀬尾:今の4代目社長に変わったのが6~7年前になりますが、そこからガラッと変わってしまったので、100年企業という感覚は、実は自分たちにはあまりなくて…どちらかといえば、ベンチャー企業のような感じす(笑)
ただやっぱり、この地域で100年続けさせていただいていると言う、その地域への感謝や先輩たちへの感謝の気持ちはみんな持っています。特に古参の方があまりいない会社なので、過去の先輩方に対する思いとか、次へのバトンを渡していきたいという思いは、とても強い会社だと思っています。
馬場君はどう?
ワクスマ馬場:そうですね…私も100年企業に入ってはいるんですけど、入社がまだ日が浅いので、感覚としては、先程、瀬尾が言ったようにベンチャー企業のような感覚です。
社長もエネルギッシュで若い社員が多いので、100年企業というより若いベンチャー企業の方がしっくりきます。ただ、新しいことにどんどんチャレンジして挑戦するというモットーを掲げてはいますが、100年企業の看板はしっかり背負っていかないといけないかな…という感じはあります。
MC:ワクスマ様から見た日本ケイテック様についてもお聞きしたいということなんですが、お願いできますか?
ワクスマ大橋:弊社から見たケイテックさんについて…なんですけれど、木村社長は一代で会社を大きくされているので、本当にやり手の方だな…と。何て言うんですかね…芯となる部分をしっかり持たれているなと言う印象を受けています。
例えば、自分たちの担っている役割とか、会社から与えられている仕事というのを、本当に100%以上でされているんだろうなと思っていて。我々が担当としてやり取りさせていただく中で、自分たちで完結せずに使う人のことを考えて、いい意味で細かくしっかり詰めていく…その辺りの部署としての責務を全うされているところなんか、すごいなと思っています。
ワクスマ瀬尾:あ、じゃあ、私もいいですか?
私は今回ほぼ初めましてみたいな形なんですけど、ミーティングさせていただく度に関係者の皆様が飾らない笑顔で接していただけるので、本当に人が良いなぁ…という印象と、もう一つは社内の人間関係もすごく良いんだろうなという印象を持ちました。もう率直な感想を言うと、人同士の繋がりがすごく羨ましい会社さんだなっていう(笑)
木村様:そうだね。(周りにいる社員を見て)
ワクスマ瀬尾:今日のこの感じも、雰囲気がとても良いななぁと思っていたところです。
木村様:まあそうだな…唯一の自慢はそこかな。皆仲良い。
ワクスマ大橋:唯一?唯一ってことはないと思いますね。
木村様:いやいや、でもやっぱりね。所詮は人が作るものを紡いでいくものなので、結局、本気でやらないと良いものはできないし、いっぱい いっぱいでも良いものはできないし…それって何なのって言ったら、やっぱり人間関係の形成ですよね。
何に向かっていくのか、誰のためにやっているのか、この辺が認識できていないとチームワークはできないよね。中には、合う・合わないはあったとしても、やっぱり組織で考えた時に、僕は厳しい判断をしないといけない。だけど、それを言えるぐらいの信頼関係を築けているっていうのは、僕の中では唯一の誇りかな…っていう風には思っています。
MC:では最後に、今後それぞれに期待されることなどを教えていただけますか?
木村様:そうですね…ワクスマさんの歴史から言うと、やはり紙媒体からデジタル化できるものを商品にされていると思うんですけど、やはり我々は工事屋なので、現実的にアナログとは切り離せない部分は、どうしても出てきますよね。
一般的にデジタルというのは、アナログの中で支えられているものだと思うので、デジタル商品を販売していく中で、アナログの商材含めたものを提案していただいて、成功に導いていただければな…と。
あと、やっぱり岡山は岡山の企業で、お互い盛り上げていかないと…という思いがあるので、我々の中ではワクスマさんにまず相談をして、色んなことを見てもらった方が、良いのかなという風に思っています。
ワクスマ大橋:ありがとうございます。
我々からすると、お仕事で使っていただくものを任せていただいていますので、それをストレスなく快適にお使いいただけるような環境を整えていけるように、今後も頑張っていければと思っています。
まだまだ物のご提供という部分しかできてない現状もありますが、皆さんが快適に働ける環境が整えば、ケイテックさんの拠点数もどんどん増えていくと思いますので、拠点が増える度に、またうちにお声掛けいただければ我々も嬉しいなというふうに思っております。
木村様:そうですね。あと、御社は大学生らを対象にした希望就職先ランキングで10位以内に入っていたりするんですけど、どうしても我々中小企業は、なかなか働きたい企業にはなれないし、なろうと思っても経費が合わないし…と多方面に色んな問題がある中で、事業を拡大していくためには、一つの足掛かりとしてブランディングが大切だと思うんですよ。
そういうお手伝いをワクスマさんがしてくれれば、僕も他の企業にも紹介しやすいですし、そういう輪が岡山県の中だけでも広がっていければなぁ…と。
ワクスマ瀬尾:そうですね。こうやって期待していただいている以上は、御社の中のブランディングと言った部分も情報共有させていただいて、お互い高めあっていける関係になれたらとても嬉しいので、是非よろしくお願いいたします。
[対談者は左から、マーケティング部 瀬尾直樹、デジタル支援チーム 馬場章太、ワクスマ創造G&ダイヤ部 大橋淳紀]